Mrs. GREEN APPLEの僕のこと 歌詞の意味!もがくことが成長に繋がる!

今回は、第97回全国高校サッカー選手権の応援歌として作られた僕のことについて考察していきたいと思います。
Mrs. GREEN APPLEの歌詞
Mrs. GREEN APPLE
僕のこと
僕と君とでは何が違う?
おんなじ生き物さ分かってる
でもね僕は何かに怯えている
みんなもそうならいいな
がむしゃらに生きて誰が笑う?
悲しみきるには早すぎる
いつも僕は自分に言い聞かせる
明日もあるしね
ああ なんて素敵な日だ
幸せと思える今日も夢敗れ挫ける今日も
ああ 諦めずもがいている
狭い広い世界で 奇跡を唄う
僕らは知っている 空への飛び方も
大人になるにつれ忘れる
限りある永遠も治りきらない傷も
全て僕のこと 今日という僕のこと
得ては失う日々 意味はある?
伝わることのない想いもある
だから僕は時々寂しくなる
みんなもそうなら少しは楽かな
僕だけじゃないと思えるかな
ああ なんて素敵な日だ
誰かを好き好んでいる今日も 頬濡らし眠れる今日も
ああ 嘆くにはほど遠い
狭い広い世界で 僕らは唄う
冬に咲く花に 命が芽吹くよ
駆けるは 雪の大地
青すぎた春を 忘れずに居たいと
語るは 友との地図
駆けるは 人の旅路
僕らは知っている 奇跡は死んでいる
努力も孤独も 報われないことがある
だけどね それでもね今日まで歩いてきた
日々を人は呼ぶ それがね軌跡だと
ああ なんて素敵な日だ
幸せに悩める今日もボロボロになれている今日も
ああ 息をしてもがいている
全て僕のこと あの日の僕らのこと
僕と君とでは何が違う?
それぞれ見てきた景色がある
僕は僕として いまを生きてゆく
とても愛しいことだ
ミセスの僕のことの歌詞の意味
僕と君とでは何が違う?
おんなじ生き物さ分かってる
でもね僕は何かに怯えている
みんなもそうならいいながむしゃらに生きて誰が笑う?
悲しみきるには早すぎる
いつも僕は自分に言い聞かせる
明日もあるしね
この歌詞からもわかるように頑張って自分の夢に向かう人は孤独だし、必死に取り組んでも馬鹿にされることだってあるかもしれない。
それでも、落ち込んで諦めるには早すぎるんだということが伝わってきます。
人間って不思議でみんなと同じことをやっていると安心しますよね。
学生ならみんなと同じようにバカ騒ぎしたり、遊びまくったほうが安心できるし、寂しくない。
それでも苦しんで自分の夢を実現するために「無駄になるかもしれない努力をし続けることは本当に孤独で辞めてしまいたくなる」という経験や実体験があるからこそこういう歌詞が出てきたんだと思います。
ああ なんて素敵な日だ
幸せと思える今日も夢敗れ挫ける今日も
ああ 諦めずもがいている
狭い広い世界で 奇跡を唄う~
ああ なんて素敵な日だ
誰かを好き好んでいる今日も 頬濡らし眠れる今日も
ああ 嘆くにはほど遠い
狭い広い世界で 僕らは唄う~
ああ なんて素敵な日だ
幸せに悩める今日もボロボロになれている今日も
ああ 息をしてもがいている
全て僕のこと あの日の僕らのこと
幸せな日はもちろん、苦しくてもがきながら生きている今日もかけがえのない素敵な日々なんだ。
確かに、毎日が幸せで恵まれている日々だとその幸せに気づけず、慣れてしまいますよね。
現に僕たちは親や面倒を見てくれている人のおかげで学生生活や日々の日常を当たり前のように生きていますが、これも十分幸せな日々なんだということをに気づけないです。
そうは言っても夢に敗れたり、苦しくもがいている日々を過ごしている時はものすごいキツイです。
しかし、後で振り返って見たときに苦しくてボロボロでも諦めず取り組んでいたことが成長に繋がるという思いを感じました。
僕らが思う成長は結果が良くなっている時だと思いますが、本当は全然結果に表れず。
むしろ結果が良くないけど、諦めず必死に取り組んでいる時に人は成長しているのかもしれないです。
それがたまたま後になって結果として出てくるんだと感じました。
人の成長曲線はそれぞれ違うので順調に伸びる人もいれば、急に今までの経験値が反映されて伸びる人もいると思います。
誰だって伸び悩んで壁にぶつかる時がある。
そんな時でもあきらめないでほしいということを大森さんは伝えたいんだと思いました。
冬に咲く花に 命が芽吹くよ
駆けるは 雪の大地
青すぎた春を 忘れずに居たいと
語るは 友との地図
駆けるは 人の旅路
冬に咲く花とは厳しい環境であきらめず取り組んでいる人たちのことだと思います。
命が芽吹くよは自分の成長に繋がるということを表している。
雪の大地は一面、真っ白な世界でいくら進んでも先が見えず目的地がわからず、吹雪が強くて寒くて苦しい。
それくらいキツイ環境で努力している人を表現しているんだと思う。友との地図が自分が目指している目標という意味も含んでいるのかなと思いました。
僕らは知っている 奇跡は死んでいる
努力も孤独も 報われないことがある
だけどね それでもね今日まで歩いてきた
日々を人は呼ぶ それがね軌跡だと
この歌詞が本当に好きですね。
どんなに頑張っても自分の目標に近づていないと感じて逃げ出したいと思う。
しかし、頑張って積み重ねてきたものは、いつか実を結んで奇跡的な成功をしたかのように見えるけど、それは僕たちの軌跡なんだよという表現がカッコいいですね。
サッカーのプロ選手だって元から才能があったわけではない
最初から才能に恵まれたわけではなく、たゆまぬ努力によってプロの世界で活躍している選手は多いです。
あの有名なサッカーの本田圭佑選手も子供時代は他の選手に比べて才能が目立たず評価してもらえていなかったそうです。
中学時代に入ったガンバのユースチームでは評価されず、高校に上がる時昇格できず。
高校のサッカー部からプロを目指したそうです。
そうしてプロ入りしたときには、子供時代からの積み重ねた努力が結果に表れて天才的に成長していったそうです。
これも自分の可能性をあきらめずに積み重ねてきた軌跡がプロ入りしてからの天才的な成長に繋がったんだと思います。(参考:本田圭佑の苦難の子供時代とは?)
まとめ
夢を追いかける人やプロとして活躍している人にだって、壁にぶち当たって一歩も前進していないと思うときもあるけど、そういうときこそ成長してるんだよという大森さんの強いメッセージが伝わってくる歌でした。