ミニアルバムProgressiveのreview!

今日はMrs. GREEN APPLEのミニアルバムprogressiveをレビューしていきたいと思います。
目次
progressiveというタイトルに込められた意味とは?
progressiveという単語には進歩や革新的なという意味があります。
このミニアルバムでは夢に向かって成長しようとする中で生まれる感情を表現したミニアルバムだと思いました。
それぞれの曲に込められた意味を振り返っていきたいと思います。
我逢人
一曲目は人間関係で悩むことは多い人生だけど、人生を変えるほどの機会をくれるものも人との出会いなんだよ。そんなメッセージがこめられた我逢人から始まります。
自分のやるべきことに全力を尽くしていたら、運命的な出会いが訪れるという禅語の教えが込められています。
大森さんがラジオでバンドのメンバーを探している子に「どうやったら素敵なメンバーと出会えるか」と質問された時、
君が全力を尽くしていたら同じ熱量の子たちに出会う機会が訪れるよというふうに語っていました。
この歌にはそういう想いも含まれているんだと思います。
大森さん自身も中学や高校でバンドを組んでいた時、周りのメンバーとの熱量さに困っていたこともあったそうです。
大森さんは「やるからにはプロと同じように全身全霊で練習をするという想いだったのに、当時のメンバーは学校の勉強もあるので部活感覚で取り組んでいたことで喧嘩になったりして辞めて行く事もあったそうです。
そんな苦しい思いをしても最初からずっと残ってついて来てくれていた若井さんがすごい根性があるなと感じました。
ナニヲナニヲ
自分の個性とか考えなどを問いかけてくる歌詞を聞いていると、いったい自分は何を求めて生きているのか考えさせられる曲です。
本当に毎日自分に正直に悔いなく生き切れているのかという強い問いかけのように感じます。
CONFLICT
自分が避けたいような出来事や目をそむけたくなる現実がこの世にはたくさんあるけれど、それと向き合いながら自分の理想をもって葛藤しながら、戦い続けることで今のMrs. GREEN APPLEがあるんだなと思った曲です。
アンゼンパイ
リズミカルにこの世の盛者必衰(じょうしゃひっすい)の理を表現して、それだからこそ挑戦することは大切なんだという強いメッセージを伝えてくれる歌です。
日々と君
夢に向かって頑張ろうとして今までの自分から変わろうとしても、結局怠けてしまったりしていつものダメな自分に戻ってしまう。
そんな自分を責めてしまい、心がとても痛くなるそんな自分の弱さと向き合おうとしている人に向けた曲です。
全てを投げ出してでも音楽で表現する仕事をするんだという熱量を仲間で共有し合ったMrs. GREEN APPLEだからこそ表現できる歌なんだと思います。
WaLL FloWeR
孤独に自分やりたいことに向き合って、自分の生きる価値や人間の捉え方を考えていく。
そうすると今の自分にとって一番大切なものは、諦めず自分が価値を感じるものを表現し続けて、自分という花を咲かせ続けることが大切なんだよ。
そんな思いを感じました。
アルバムに込められたストーリー
自分なりの解釈では、ナニヲナニヲで自分の原点を確認し、やりたいことを考えて、見つける。
しかし、挑戦しようとしても失敗が怖くて、恐れてしまう。
でも、よく考えたら人生はどうせいつか儚く終わるんだ。
だったら、挑戦してみよう。→アンゼンパイ
そんな中で夢を実現するために日々に時間を費やして行動する習慣を作ろうとする中で、今までの普段の自分に戻ろうとするホメオスタシスという力が働いて変われない自分が憎くて仕方無いという感情が生まれる。→日々と君
孤独になりながらも、自分の夢を追い続ける中で様々な考え方に出会い、自分の夢を追い続けようという強い覚悟をする。→WaLL FloWeR
頑張っているうちに自分の人生の出会いを変えてくれる人達と出会う。→我逢人
夢の実現に近づくに連れて世の中のどうにもならないつらい現実や不条理と出会い、挫折しそうになるけれどもその中で葛藤しながら生きていこうと決心する。→CONFLICT
こういう流れがあるのかなと考えました。
もしこういう考え方もあるよという方はぜひぜひコメント欄にコメントしてください。